最近、メールで物件などの問い合わせを頂くことが増えてきました。成約まで至ることもあり、とても嬉しく思います。

去年のいまごろ、フリーペーパー「タウンズ」でお世話になっているリクルートさんが、賃貸物件の集客方法についてセミナーを開きました。私も参加させてもらい、とても勉強になりました。

その中で、「メールでの問い合わせにも、丁寧に対応しましょう」という話がありました。

その頃、「メールでの問い合わせは、成約までつながりにくいのでは？」「本気で物件を探している人は、やっぱ電話を掛けてくるんじゃないか？」という疑問を持っていました。電話での問い合わせの方が、スムーズに話が進んでいるように思っていたからです。

リクルートさんは、Forrentという物件検索サイトを運営しています。そこでのアクセス解析の結果から、「本気のお客さんは、電話で問い合わせするはずだ」という不動産屋の通説はどうも怪しい、という話をしてくれました。

社員の方がおっしゃったのは、「メールで問い合わせする人でも、電話でする人でも、物件検索サイト内では同じくらい熱心に検索をしている」ということでした。

よく考えれば、それもそうだと思います。確かに自分も、不動産業で働く前だったら、全く知らない業者に電話をするのは気が引けたと思います。本気で物件を探していても、電話を掛けるのはハードルが高いと思います。

だとすれば、丁寧な対応を心がければ、メールでも成約まで至るはず、とのこと。

さすが、情報媒体の一流企業は、データの生かし方が違うと思いました。

なかなか体勢が取れずに、ご返信が遅れることなどもありますが、スムーズにやりとりが出来るよう努力していきたいと思います。