先日、鶴ヶ谷のショッピングセンターに入っている大きなクリーニング屋さんが、お店を閉じてしまいました。
色々なお店がテナントで入っており、買い物にはとても便利な場所です。ところが、平成はじめに建設されたのですが、16億円程もかかってしまったので、テナント料が高いのだとか。他のテナントも苦労しているらしいです。
きっと、クリーニング店の経営者や従業員は、つらい思いをしていることでしょう。
住民として見ている私も、建物が古くなり、テナントが空き、暗い気持ちになってしまいます。

ところで、倒産した「ヤオハン」社長の和田一夫氏の回想録を、先日読みました。「倒産後は大変だった」と述べていますが、現在では、その体験を本に書いたり公演をしたりと、忙しい毎日を送っているそうです。

人生を立ち直ったきっかけは、毎日つけていた日記にあるといいます。暗いことは一切書かず、明るいことだけ、感謝したことだけ書いたそうです。もし、倒産で苦しんでいるときに、そのことばかりしか考えなければ、暗い人間になってしまったでしょう。

逆に、今日の空の青さや、他人に親切をしたりされたりしたことや、食べ物がおいしかったことなど、ささいな「良いこと」を考えていたいものです。そうすれば、悩みも薄らぎ、明るい人間になれる気がします。

ショッピングセンターにいる（いた）人たちも、「良いこと」を見つけて明るく頑張ってもらいたいです。