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ミリオン商事社員の一言】


2012/12/7(Fri.) 1/4(よんぶんのいち)の奇跡【三浦】


先日、「1/4の奇跡」という映画を観た友人が、

「とても良かったよ、凄く素直な気持ちになれた。」

と言って、私に「1/4の奇跡」の本を貸してくれました。

その本は、石川県の特別支援学校の教諭が、障害を持った子ども達との交流を書いた本でした。著者の山本先生という女の先生は、全国をまわって500回にものぼる講演を精力的にこなし、子ども達にまつわる感動のエピソードを伝えている、今注目の女性なのだそうです。

はじめ、題名の「1/4の奇跡」とはどういう意味なんだろう?と疑問に思いながら読み始めました。

(*以下はあらすじです)

昔、アフリカにある村でマラリアという伝染病が猛威をふるい、村は壊滅的な打撃を受けてしまいます。しかし、どれだけ伝染病が蔓延して、絶滅するほどの病死者が出たとしても、必ず生き残るグループがいました。

後年、そのメカニズムを多くの研究者が「生存者」と、その子孫に至るまで徹底的に調査を行いました。するとひとつの事実が分かったのです。それは、マラリアが多く発生する地域では、ある一定の割合で、伝染病に強い「突然変異遺伝子」を持った人が居て、その強い遺伝子を持つ人が生まれるとき、高い確率でその兄弟に重い障害をもつ人が産まれということです。驚くことに、なんとその確率が1/4なのだそうです。

つまり、人間がマラリアとの生存競争に勝つためには障害を持つ遺伝子も必要だったということです。その障害を「引き受ける人」がいなければ、その村の人々は絶滅していたことになるという内容でした。

その話を聞いた、重い障害を持った女の子が、病気や障害には意味があること、病気を患っている人・障害を持っている人は役割を持って産まれてきたこと、この世界で必要とされているということをみんなに伝えて欲しいと山本先生にお願いして、亡くなったそうです。

本には、大助くん、しんちゃん、たかしくん、きいちゃん。。。と今を一生懸命生きている人の感動のお話もいっぱいでした。

生まれてくる命、亡くなっていく命、今を生きている命、すべてが宇宙で繁っているという実感があり、心が洗われる気がしました。涙なしでは読めない1冊です。機械があったら映画も観たいなぁと思いました。

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