9月中旬になり、やっと暑さから開放されました。朝夕は特に過ごし易くなり、虫の音も聞こえてくるようになりました。連日、真夏日真夏日でうんざりするほどの暑さでしたが、仙台では9月に入ってから、この夏一番の最高気温を記録するなど、本当に今年の夏は異常気象でした。全国各地で新記録？が続出して、熱中症で病院に運ばれた方も過去最高の人数だったそうです。

今地球温暖化が予想を超えるペースで進んでおり、このままだと今世紀末には世界の平均気温が約6度も上昇すると予測されています。そうすると、死滅する生物の増加、水不足、農業への打撃、自然災害など、様々な悪影響が生じて、人類生存の危機になると言われています。

先々週、仙台市で行っている段ボール箱生ゴミ堆肥作りの講習会に参加してきました。数名の主婦たちが集まり、堆肥の作り方を教えていただく講座です。私たちは庭や畑に入れる肥料を、化学肥料に頼らず安く自分で作れるなら・・・という気持ちで参加したのです（少なくても私はそうでした）。

頂いた資料やたくさんのお話を聞き、地球環境問題がここまで深刻化していることに気づかされました。

家庭から排出されるごみの（重量中）約4割が生ゴミなんだそうです。その生ゴミを、米ぬか・くん炭・腐葉土を混ぜた土の中に入れるだけで微生物が分解・発酵してくれて、堆肥化する→堆肥から野菜を作る→食べる→野菜くずが出る→また堆肥化させる、というようにうまく循環していくんです。だから生ゴミは、ごみではなく地球の大切な資源なんだそうです。

今回、最初の目的は、ただ単に庭木やプランターに入れる肥料作りでしたが、深刻な問題など、たくさんのことを学ぶことが出来、ごみ減量のために生ゴミをせっせと堆肥化させ、地球の未来に少しでも役に立ちたいと思いました。そして早速、ダンボールで生ゴミ堆肥作りを始めました。失敗するかも知れませんが、その時は土に返してまたやり直せばいいので、気が楽です。

来月は腐葉土作りの講座がありますが、落ち葉拾いから始めるそうです。腐葉土となると大掛かりで個人では無理かな？というイメージでいましたが、10名以上のみんなで参加すれば、楽しく作業もできるし、また新たな発見があるかも知れません。次回の「社員のひとこと」で、いい報告が出来たらいいなと思います。